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Weaving

数字が苦手な私。でも計算しないと織れない。
縦・幅・織れない余分・縮み分・綜絖(縦糸を通すもの)はどれを使うかによって縦糸の本数が違ってくる。
この計算をせずに織り機に糸を通すことは皆無。

縦糸の本数が計算できたら糸を整経台にかけてゆく。
このとき綾とらないと大変なことになる。
綜絖に通す段階で次にどの糸を通すのかがわからないということになるのです。
私が今使用している機織りは卓上のなので綜絖を手で上へ上げて一織り・下へ下げて一織りする。
大型の機織りは足で綜絖を上下させて織ってゆく。以前仕事先ではこのタイプのを使用していました。
綜絖の上げ下げで織れてゆくのです。
綾は上下上下……の順に経糸を掛けて行くことで間違いなく次の縦糸を綜絖のことができるのです。

織る前の計算

綜絖に通すまで

整経台から外し、綜絖に糸を通し、機織り機の前と後に結びつける。
3㎝程度の紙を挟み入れ経糸が均等になるまで織る。
ここまでが準備。工程が長いでしょう!
だからこそ織り機から外した時の達成感は大きい。

織るまで

ラーヌ織りとは?

 縦糸の密度を粗くし、縦糸が見えないように横糸を詰めて織る織り方

私はこの織り方がとても好き。組織図(織り方の図面)を見て織るのは面倒で性に合わない。
気随気儘に次にどの色を織ったらきれいかな?と考えながら織るのが好きなのです。
ラーヌ織りは二織りで一織り分の模様が出る。ですから通常の織物の倍糸を使う。
意図した模様を織ることも出来ますが、織り目を見ながら織り方と色を変えてゆく方が楽しい。
織り機から外す時、全体像を見るまでのワクワク感がたまらない。

 

 今回のコースターの糸始末は、一針一針織りに入れ込み最後に三つ編で仕上げました。
入れ込むのは一番面倒な糸処理方法です。出来れば3~4本纏め結びにしてしまいたい。
なぜそうしなかったかというと、長く愛用して頂けるよう経糸に丈夫なたこ糸を使用しているから。
タコ糸でフリンジ(房)は格好悪い。三つ編み上げをしてミシンで縫う方法もありますがきれいに仕上げたい。で、一番大変だけどもこの仕上げに。こだわり手間をかけて作っています。

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